真剣交際は何をする？～真剣交際にすべきこと～

よく会員様から「真剣交際ってプレ交際と何が違うんですか？」「真剣交際では何をしたらいいんですか？」というご質問をいただきます。
実はこの“真剣交際”の期間こそが、婚活の中で最も大切なステップ。
この時期の過ごし方次第で、「結婚後もうまくいくかどうか」が決まると言っても過言ではありません。
今回は、真剣交際中にすべきこと、話し合っておくべきことを、結婚相談所の立場から詳しく解説します。

 

■ 真剣交際とは「婚約の一歩手前の交際」
真剣交際とは、他の方とのお見合いや交際を終了し、一人の相手と結婚を前提に交際を深めていく段階のことです。
つまり「結婚を前提にお互いを見極める期間」であり、婚約に向けた最終確認の段階です。
この時期は「どうしたら相手と結婚できるか」ではなく、
**「結婚後に相手とうまくやっていけるか」**を見極める期間でもあります。
「成婚退会後にこんなはずじゃなかった」とならないためには、
この真剣交際期間中にしっかりと価値観を擦り合わせることがとても重要です。

 

■ 真剣交際中に話し合っておきたい大切なこと
真剣交際に入ると、「結婚を前提に相手を知っていく段階」になります。
プレ交際との大きな違いは、“お互いの将来を具体的に考えながら話し合うこと”です。
ここでは、真剣交際中にぜひ話しておきたいテーマをいくつかご紹介します。

 

① お金に関すること（収入・貯金・借金など）
お金の話はタブーと感じる方もいますが、結婚生活では非常に大切な部分です。
たとえば、

・お互いの収入・貯金・支出の感覚

・奨学金やローン、借金の有無

・家計はどちらが管理するか
こうした話題は、後回しにするとトラブルの原因になりやすいです。
「相手を詮索する」のではなく、**「安心して将来を一緒に考えるため」**に話す意識で臨みましょう。

 

② 健康・体調・結婚への懸念点
結婚後の生活を共にするうえで、健康に関することも大切なテーマです。

・持病やアレルギー

・妊娠・出産に関わること（子どもができにくい体質など）

・精神的な負担やライフスタイル上の制約
言いづらい内容ほど、信頼関係を築くための共有が必要です。
誠実に伝えることで、お互いに安心して次のステップに進めます。

 

③ 仕事とライフスタイルの価値観
仕事に対する考え方は、夫婦生活のリズムを大きく左右します。

・結婚後も今の仕事を続けたいか

・転勤・転職の可能性

・家事や育児の分担の考え方

・平日・休日の過ごし方の違い

「共働きが理想」と思っていても、相手は「専業主婦（主夫）希望」かもしれません。
理想を押し付けず、「あなたはどう思う？」と対話を重ねながら、お互いの希望を確認しましょう。

 

④ 家族・親との関係性
結婚は二人だけの問題ではなく、「家族との関係」も大きなテーマです。

・両親への挨拶のタイミング

・実家との距離感（同居・別居・介護など）

特におすすめなのは、真剣交際中に両親への挨拶をすること。
成婚退会後に親の反対で破局してしまうケースもあります。
真剣交際中であれば、相談所のカウンセラー同士が連携し、
親御さんの理解を得ながらスムーズに成婚まで進められることもあります。

 

⑤ 将来のライフプラン（住まい・子ども・結婚式など）
真剣交際中はすべてを決める必要はありません。
大切なのは、お互いの考え方を「ざっくり」擦り合わせることです。

・どこに住みたいか

・同居・入籍の時期の目安
・結婚式や顔合わせのタイミング
・子どもをいつ・何人ほしいか
・不妊治療に対する考え方

とくに「子ども」や「不妊治療」に関しては、
結婚後の大きなトラブルにつながることもあります。
お金・時間・精神的負担を踏まえて、どこまで取り組むかを話し合っておくことが大切です。

 

⑥ お互いの「気持ちの温度感」を確かめる
真剣交際中は、「すぐにでも結婚したい」タイプと、「もう少し交際を重ねて考えたい」タイプで温度差が出ることがあります。
どちらが正しいというわけではなく、ゴールのイメージを共有することが重要です。
「どんなペースで進めたいか」「いつ頃成婚退会を目指したいか」などを話し合うことで、
お互いが安心して交際を続けることができます。

 

■ 真剣交際中におすすめのデート
● 家具・家電デート（IKEAやニトリなど）
実際の生活をイメージしやすく、相手のこだわりや価値観が見えてきます。
「一緒に暮らすとしたらどんな家がいい？」など、自然に将来を話せるデートです。

● 指輪デート
多くの女性が憧れるデートのひとつです。
指輪を見ることで「サプライズで渡すべきか」「どんなデザインが好みか」など、
お互いの希望を把握できます。
※サプライズで指輪を用意したい場合の“とっておきの方法”は、また別の機会にご紹介します。

 

■ まとめ
真剣交際は、ただ「好きだから続ける」ではなく、結婚後をリアルに想像しながら進める期間です。
この時期にしっかり価値観を擦り合わせることで、
「成婚退会後にこんなはずじゃなかった…」という後悔を防ぐことができます。
不安なことや話しづらいことがあれば、遠慮なくカウンセラーにご相談ください。
お二人が安心して“結婚”というゴールを迎えられるよう、しっかりサポートいたします。