お見合いで何を聞けばいい？結婚後の価値観まで分かる「聞くべき質問４選」

こんにちは。
大阪で30〜40代を中心にサポートさせていただいています。
「しろはと縁結びエージェント」代表の田原です。

お見合いでは「どんな質問をすればいいのか？」というご相談をよくいただきます。
実は、お見合いでの質問次第で、相手の育った環境・金銭感覚・家族観・価値観・生活スタイルまで自然に把握することができます。

ただし、直接「貯金額や資産は？」「親御さんはどんな仕事ですか？」と聞くのはNG。
お見合いはあくまで“初対面の場”ですから、相手を不快にさせず相手の本質を知る質問がとても重要になります。

今回は、相談所の現場で実際に使われ、
結婚後のミスマッチを防ぐために最も効果的だった質問を４つにまとめました。

① 子どもの頃の話（育った環境・教育方針・子育て観がわかる）
● 質問例
「小さい頃はどんな習い事をされていましたか？」
「学生時代はどんな子どもでしたか？」

この質問で相手の“育った環境”が非常に立体的に見えてきます。

★ 習い事から分かる家庭環境
塾の有無や習い事の種類によって家庭の経済状況や教育等に関する価値観を知ることができます。

★ 学生時代の過ごし方から分かる「子育て観」
　　・公立・私立（小学校・中学校・高校）→ 教育にお金をかけているか
　　・家族との旅行が多い → 家族との過ごし方、経済状況
　　・家族と行動が多かった → 家庭の時間を重視

人は、自分が育てられた環境を基準に子育てを考える傾向があります。
つまり、将来どんな家庭を築く人なのかが自然とイメージできます。
お見合いの段階でここまで分かる質問は珍しく、非常に有効です。

② 家族との距離感（将来の親との関わり方が見える）
「ご家族との距離感いかがですか？」
この質問は、結婚後の関係性を左右する“親との距離感”を知るために重要です。
　　・毎週会う → 親との関係が密
　　・年数回 → 程よい距離感
　　・あまり会わない → 自立している、または事情がある

価値観のズレが大きいほど、結婚後のストレスになりやすいため、お見合いで確認しておくべきポイントです。

③ 仕事に対する姿勢（生活リズム・家庭との両立度がわかる）
「お仕事で大切にされていることはありますか？」
この質問から、
　　・安定志向
　　・やりがい重視
　　・キャリア優先
　　・ワークライフバランス重視
など、結婚後の生活リズムがどうなるかの予測ができます。

仕事観の違いは、夫婦になったときの生活のすれ違いに直結する部分なので、お見合いの段階で聞いておく価値は大きいです。

④ 休日の過ごし方（価値観・金銭感覚・生活テンポが分かる）

「休日はどんなふうに過ごされていますか？」

これは、実はお見合いで最も“結婚後の相性”が見える質問です。

● この質問で分かること
　　・アウトドアかインドアか
　　・一人の時間が必要かどうか
　　・どこにお金を使うタイプか
　　・外食派か家でゆっくりしたいタイプか
　　・アクティブ派か休息重視か

休日の価値観が違うと、結婚後に
「休み方が合わない」 という不満が出やすくなります。
だからこそ、必ず聞いておくべき質問です。

■ まとめ：良い質問は“未来の生活”をクリアにする

お見合いでの質問はただの会話ではなく、
「この人と結婚したら、どんな日常になるのか？」を見極めるための大切な材料です。

今回まとめた質問は、失礼にならず自然に聞けて、
相手の価値観・背景・生活感・子育て観まで手に取るように分かります。
　　・子どもの頃の過ごし方
　　・家族との距離感
　　・仕事観
　　・休日の過ごし方
この4つを押さえておけば、お見合いの質が大きく変わります。